
「胎内記憶」とはその名の通り、「お母さんのお腹の中にいた時の記憶」。
どこか、神秘的な印象を受けますね。
では、子ども達は本当に胎内での記憶を持っているのでしょうか?
答えは…。
YESです。
必ずどの子も覚えています。
ただ、今の私たちと同じように、少しずつ記憶は薄れていくのです。
そして、次第に忘れていきます。
「胎内記憶」という言葉を聞いた時、私も初めは半信半疑でした。
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「お腹の中の記憶?」
「この世界に生まれてもないのに?」
「そんなこと、話すわけないでしょ?」
と否定的なイメージを持っていました。
保育士である私は周りの友人に
「私も胎内記憶聞いたよ!」
という評判を聞いていたので
半信半疑ながらも聞いてみることにしました。
保育園の園児に早速聞いてみた
「ゆーちゃん、お母さんのお腹の中で何してたか覚えてる?覚えてたら教えてくれるかな?」
穏やか口調ではあるものの、この時の私の表情は
警察官の尋問かのごとく強張った表情をしていました。
子どもの反応は
「……………。」
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(何言ってんだこいつ・・・)
なにもしゃべってくれない。
失敗でした。
子どももただならぬ気配を感じていたのでしょう。
私の顔を困った顔で眺めるだけで、何の言葉も出てきませんでした。
それはそうですよね。大人でもそんな聞かれ方をしたら、答えづらいものです。
反省をいかして、2回目の挑戦
今度は、子どもが砂遊びに集中しているときに、
何気なく子どもの集中が途切れないようにごくごく自然に、低いトーンで静かに聞きました。
「ゆーちゃんお腹の中で何してた?」
「んーとね、泳いでたの。お兄ちゃんの声もしたの。」
「きたーーーーーーーーーーー!!!!!!」
と、叫びたいのをぐっと我慢し、自然な会話を装ってさらに聞いてみました。
「そっかー。何色だった?」
「んーとね、ピンク。」
そう。答えてくれたのです。
後日談
催眠療法を行っていた方に聞いたところ
何かに「集中する」ことで心の奥底の無意識に近づいて行くことができるのだとか…。
胎内記憶と合わせて、前世での記憶やお母さんのお腹の中に来る前の話をしてくれる子も、中にはいるようですね。
胎内記憶を聞けるポイントは
子どもが集中して遊んでいるとき。
あなたももしかしたら、あっと驚くような話を聞くことができるかもしれません。
(あい)
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