
冷蔵庫の中に
いつ入れたかわからない
おかずの残りに・・・
カビが発生していた。
こんな経験ありませんか?
食べ残しのおかずを
「もったいないから」
捨てられなくて
また次におかずが残って
冷蔵庫に入れて
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どんどん奥に押し込まれた食べ残しのおかず。
ラップをして、お皿のままで
入れていてすっかり忘れて・・・。
これは、私の実家の冷蔵庫。
たまに帰り、夕飯の支度をたのまれて
冷蔵庫を見ると、出てくるんです。
母「忙しいから忘れちゃうのよね~」
気持ちはわかりますが
衛生的によくありません。
冷蔵庫の野菜室をのぞくと
葉物の野菜がとけて、黒いカビが発生している。
私「これは?」
母「もらいすぎて、忘れちゃうのよね~。
もったいないから、きれいな部分だけよりわけて食べてよ。」
私「これ、もう、カビの根が他にもまわってるから
食べられませんよ。おなか壊すよ」
母は本当に忙しい人で
「冷蔵庫にいれておけば大丈夫」
と、過信しすぎている人。
母の名誉のために言いますが
部屋やキッチンはきれいに片付いており
掃除に関しては
「少し潔癖症」なぐらいうるさい人です。
それなのに、冷蔵庫のカビを気にしないなんて
小さい子供がいるときには
さすがに苦言しました。
食中毒や、アレルギーの原因にもなるカビ。
カビの発生した物を取り除いただけでは
冷蔵庫の食品にまたかカビが発生します。
また、食品を保存する場所なので
なるべく体に害の少ない掃除用品で掃除をしたい場所。
冷蔵庫のカビ対策をまとめてみました。
冷蔵庫の掃除に使いたい掃除アイテム
・クエン酸
レモンや梅干にも含まれる有機酸の一種。
酸性なので、水あかや、せっけんカス、トイレのアンモニア臭など
アルカリ性の汚れを分解し殺菌効果も期待できます。
冷蔵庫の掃除に使えるのが
「クエン酸水」です。
作り方
材料 水400ml クエン酸 小さじ2杯
①水をいれたカップにクエン酸を入れよく溶かす。
②スプレーボトルに入れる。
できあがりです。
これに、アロマオイルの
ペパーミント、ユーカリ、ティーツリー、レモンを2、3滴入れると
除菌効果もあがり、香りも楽しめます。
・もしもクエン酸がなければ
酢水で代用も可能。ただ、においは強いです。
お酢の主成分はクエン酸と性質が似ていて
掃除に使えます。
酢1に対して水を4~5倍に薄めましょう。
寿司酢には調味料が入っているので
お掃除には使えません。
・重曹
天然ミネラルの一種で、「ベーキングソーダ」ともよばれます。
天然成分からできているので、体に害がないうえ
水に流しても川や海を汚しません。
弱アルカリ性で酸性の油汚れを中和してくれます。
また、粒子が細かく少しずつ水に溶けるので
穏やかな研磨作用で、クレンザーとして利用できます。
・エタノール
エタノールについてはエアコンのカビ対策の記事で詳しく紹介しています。

冷蔵庫の掃除にもエタノールのスプレーは使用できます。
・塩素系漂白剤
ふきんを消毒する時に使うものです。
・きれいなぞうきん、歯ブラシ、ゴム手袋、ビニール袋。
冷蔵庫でカビが発生しやすいのは野菜室!
野菜は畑で育ち、土についたカビ菌から
どうしてもカビが発生しやすいのです。
また、生きているので呼吸をします。
袋の中に入れたまま保存をすると
水蒸気から湿度が高くなり
野菜室はカビが発生しやすくなるのです。
それに加工食品と違い、防腐剤もはいっていません。
野菜室のお掃除からはじめましょう。
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冷蔵庫の大掃除の方法
使うもの
酸素系漂白剤、エタノール、ぞうきん、歯ブラシ、ゴム手袋、ビニール袋。
・酸素系漂白剤で汚れ落としと、除菌と同時に!
①庫内を空にして、外れる部品は外す
冷蔵庫の電源切ってから、中にある食品をすべて外に出します。
その後、棚板やケースなど外せる部品は
すべて外します。
賞味期限切れの食品もここで処分できますね。
②部品は漂白剤でつけ置き洗い
ゴム手袋をはめ、シンクや入らなければお風呂の浴槽に
ビニール袋を2、3枚重ね
お湯2ℓに酸素系漂白剤60gの割合で溶かした漂白剤溶液を作る。
その中に外した漂白剤を部品を入れて、付け置き洗いをします。
③その間に庫内を拭きそうじ
漂白剤溶液にぞうきんを浸してゆるく絞って拭き掃除。
忘れがちな天井から始めて
側面、下の棚の順に拭いていきます。
ドアの内側もきれいにしましょう。
細かい部分の汚れは、歯ブラシでこすります。
全体に汚れが落ちてきてから
最後に水拭きと、から拭きをします。
④部品を元に戻す
つけおきしておいた部品が30分ほどたったら
水ですすいで、水気をきってよく乾かします。
から拭きをしてから元に戻します。
パッキンの部分が黒ずんでいたら
エタノールをぞうきんにつけて拭きます。
ドアの外側も拭いて、掃除が完了したら、
電源を入れます。
製氷機のタンクも忘れずに
実は空になったタンクを入れたままにしておくと
カビが発生するのです・・・。
タンクにぬめりや、パッキンに黒カビができていたら
お掃除しておきましょう。
フィルターがあるタイプなら交換を。
パッキンはエタノールをぞうきんにつけて拭きます。
容器はキレイに洗ってからクエン酸水で消毒。
よく拭いてから、水を入れましょう。
冷蔵庫のふだんの掃除
調味料の液だれなどで汚れがち。
1日に何度も開け閉めをするドアも
手アカのつきやすい部分。
クエン酸水をスプレーして拭き掃除をすると
カビの菌を取り除いて、消臭作用もあり
イヤなにおいも防止できます。
カビが発生したときにはすぐに掃除しましょう。
使うもの
クエン酸水、重曹、エタノール水、きれいなフキン
①汚れの気になる場所を拭く
食料品を取り出した時に
汚れている場所に気づいたら
クエン酸水をスプレーして拭き掃除を。
②手アカや油汚れは重曹をつけて
ドアの取っ手部分や冷蔵庫の中でも
汚れがこびりついている部分は
粉末の重曹をぬらしたきれいなフキンにつけて
こすり落とします。
③仕上げにから拭き!エタノールスプレー
汚れが取れたら、から拭きで仕上げます。
除菌作用が強いエタノールを
最後にシュッとひと吹き。
冷蔵庫内を清潔に保てます。
まとめ
カビは、みつけたら、きちんと除菌!
カビは胞子なので空気中にも
放出されています。
なので、お掃除の時は
空気の入れ替えも考えて
扉を開放しておきましょう。
扉を開けたままにすると
開いていますよ~という
お知らせの音がうるさいのが気になりますね。
なので、大掃除の時にはコンセントも抜きましょう。
冷蔵庫のコンセントはめったに抜かないですよね。
だからこそ、コンセントにたまったホコリも
掃除しておけば
たまったホコリからの
万が一の火災のリスクも減らせます。
体に害の少ないカビ退治のお掃除方法。
カビの発生しにくい
冷蔵庫の野菜の保存方法も
試してみてくださいね♪
(みみみ3)
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