
食費の節約のために、値段が下がったときに肉や魚などをまとめ買いして冷凍しておき
使いたいときに解凍して料理に使っている主婦は多いはず。
小分けに冷凍しておけば、少しだけ付け合わせに使いたいときやお弁当など
にも気軽に使えるのでとっても便利ですよね。
しかし、たまに冷凍庫の奥で眠っていたいつかの食材を発掘してしまうことありませんか??
私は色々冷凍しすぎて整理ができていないとたまに「これいつのだっけ・・・」
となることがあります・・。
そんな、いつのものだったか思い出せないほど長期間冷凍されてしまった食材は
乾燥により表面の水分が徐発してしまい、油も酸化します。これが冷凍焼け。
色も変わり、味も落ちてしまいます。
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しかし腐っているわけではないし、そのまま捨ててしまうのももったいないですよね。
冷凍焼けによって起こったパサつき・くさみをうまく隠して食べやすくする
レシピを4つご紹介します。
①あんかけでパサつき解消
【あんの作り方】
①きのこや野菜など、あんに入れる具材を食べやすい大きさに切る。
(長ネギ・にんじん・さやえんどう・しめじなど)
②フライパンにごま油をあたため、火の通りにくい具材から順番に炒める。
③だし汁100ml・しょうゆ大さじ1/2・砂糖小さじ1・酢大さじ1/2・生姜のしぼり汁小さじ1・片栗粉大さじ1を混ぜてフライパンに入れ、まぜながら煮たたせる。
※一緒に片栗粉を入れて混ぜながら煮たたせると、ダマになりにくいので失敗しません
①魚を解凍し、表面に塩コショウして酒をふり、5分ほど置く。
②水分をふき取ってから片栗粉を薄くつける。
③温めたフライパンに油を敷き、油をかけながら両面を焼く。
④器に盛り、あんをかける。
とろみのあるあんをかけることで、冷凍焼けで気になるパサつきを解消できる方法です。
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②梅煮でくさみ解消
①魚を解凍する
②酒・醤油・梅を各小さじ1ずつ水に溶かす
③小鍋で煮詰める
ただ煮るのではなく梅を加えることで冷凍焼けのくさみが解消されるレシピです。
お好みで刻み生姜などを添えてもさっぱりして美味しいです。
③復活させて焼き魚?!
①解凍した魚を、魚と同じ質量の水に3%の食塩を入れて1日~2日置いておく。
これで冷凍焼けにより失われた水分が、浸透圧により戻るのだとか・・!
復活したのならば、調理法はシンプルに焼き魚で食べられちゃいますね!
④自家製ふりかけ
①魚を焼く
②皮・骨などを取り除いてほぐす
③ほぐした魚・みじん切りにした
生姜・調味料(酒大さじ3・みりん大さじ1・砂糖大さじ2・白だししょうゆ大さじ2 )
をフライパンに入れて火にかけ、水分が飛ぶまで炒る。
④あおさ・ごまを混ぜる。
まとめ
①パサつき解消にはあんかけ
②くさみ解消には梅煮
③焼き魚にしたいなら塩水に漬けて復活
④思い切って自家製ふりかけに
もしすぐに使いたい場合は、あんかけや煮込みがてっとりばやいかもしれません。
塩水に戻して復活させるのと自家製ふりかけは少し時間がかかりますので
お時間がある方は試してみてください。
まず冷凍焼けしにくくするにはできるだけ空気を抜いて冷凍すること。
そして3週間以内には食べてしまうことです。
是非、参考にしてみてくださいね。
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