
インゲン豆って、乾燥されててなかなか手に取らないし
調理してあるけど煮豆って
ちょっと地味な感じでスルーしちゃうって方は
もったいない事してますよ。
インゲン豆には、栄養が豊富で効能も豊富。女性ぜひに食べて欲しい食材です。
まずは、インゲン豆の種類を見てみましょう
インゲン豆は分類すると3種類ある
⒈豆全体が真白な白色系
代表的なものとして、手亡(てぼう)や甘納豆や和菓子に使われる大福豆、白金時豆があります。
⒉豆に色がついている着色系
代表は金時豆で、ヘソの部分を除いて全体が鮮やかな赤紫色をしています。
【スポンサーリンク】
⒊豆に斑紋がある斑紋入り系
代表的なものとして斑紋が豆全体的に及ぶうずら豆と1部分にとどまる虎豆です。
種類が分かったところで、色による成分の違いを見てみましょう
金時豆の赤インゲン系と白・斑紋インゲン系の違い
赤インゲン系の赤はアントシアニン系のポリフェノールによるもの。
目の疲労、かすみ、ショボつきの改善効果。
メタボリックシンドロームの予防、花粉症などのアレルギー症状軽減に対しての有効性
が報告されている。
白、斑紋インゲン系はポリフェノールの一種である、フラボノイドを多く含みます。
白インゲン豆に含まれるファセオリンには、ブドウ糖の吸収を抑制する働きが報告され
肥満予防効果が期待されています。
しかし、白インゲン豆に含まれているレクチンという蛋白質は大量摂取や加熱が不十分な状態で
摂取すると毒性がありますので、ご注意下さい。
白インゲン豆は要注意と言う事ですが、金時豆の栄養をいろんな物と比較してみましょう
インゲン豆の期待できる働きと栄養
⒈便秘に良い。腸内環境改善
インゲン豆は乾燥状態100gあたり13・9gと非常に多くの食物繊維を含んでます。
【スポンサーリンク】
同じ重さで比較してみると、ごぼうの約2倍、さつまいもの約3倍と食物繊維量があります。
不溶性食物繊維が多く含まれているので、便のカサを増して腸を刺激することで
蠕動運動を促す働きが期待できます。
不溶性食物繊維は食べ過ぎは便を固めてしまうので、水分補給を心がけてください。
⒉貧血、むくみ予防
インゲン豆は乾燥状態100gあたり6mgと鉄分も比較的多く含まれています。貧血予防として
ビタミンCやクエン酸が含まれている食材と一緒に摂取するとより効果的です。
また、体内の水分バランスを整えてくれるカリウムも乾燥状態100gあたり1500mgと
豊富なので、むくみ改善が期待できます。
同量の小豆と比べると、カリウムはほぼ同量ですが、鉄分は小豆を上回る含有量になっています。
⒊老化、生活習慣病予防
インゲン豆にはポリフェノールと抗酸化作用のサポニン(アク成分で、苦味、えぐみの元)
が含まれます。色や種類によって含有量は変わりますがワインの1・5倍の抗酸化力があります。
⒋肥満予防、ダイエットサポート
サポニンが脂肪の代謝促進などで肥満予防効果が期待され、アミノ酸のリジンは脂肪燃焼に
必要なカルニチンの合成原料でもあります。
インゲン豆自体が豆類の中では脂質の割合が低い食材なので、適切に取り入れる事で肥満予防
に役立ちます。
⒌美肌、美髪サポート
抗酸化作用のポリフェノール類を多く含まれているので、シワ、シミ、たるみなど
肌の老化現象抑制に役立つアンチエイジング食材です。
アミノ酸のリジンはタンパク質の一種のコラーゲンの生成に必要な物質です。
インゲン豆には皮膚、髪、爪の新陳代謝に関わるビタミンB群、特にタンパク質の代謝
に欠かせないビタミンB6が多く含まれているので、肌の新陳代謝向上や肌荒れ予防にも
効果が期待できます。
まとめ
⒈インゲン豆は分類すると赤・白・斑紋の3種類がある
⒉赤インゲン系はポリフェノールによるもので白・斑紋インゲン系はフラボノイドを含むもので効果が違ってくる
⒊インゲン豆の期待できる働きは便秘改善、むくみ予防、老化予防、肥満予防、美肌サポートと5種類ある
【スポンサーリンク】