泰然自若でわかる武士道の心と使い方

さて、今回は泰然自若です!

新しい漢方薬ではありません笑)

 

これは四字熟語の1つ、

“たいぜん・じじゃく”と読みます。

 

意気投合、異口同音、温故知新、意思疎通、

一期一会、一長一短、悪戦苦闘などなど、

メジャーな四字熟語はたくさんありますが、

泰然自若はどうでしょう?

 

言葉としては知ってる人がいたとしても

他の四字熟語と比べて


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日常会話やテレビ・読み物の中に

そうそう出てこないのでは?

ちなみに、漢字検定では準二級で出てきます。

 

この泰然自若、

実はとっても良い意味を持つ

四字熟語なんです。

早速、みていきましょう。

 

泰然=落ち着いて物事に動じないさま。

自若=何に対しても慌てず驚かず、

落ち着いているさま。

ですので泰然自若とは、

落ち着いていてどんなことにも動じないさま、

ゆったりと落ち着いていて平常と変わらないさま、

となります。

 

反対語として、

戦々恐々=物事を怖れてびくびくしている様、

右往左往=混乱している様、

どうしてよいか分からなく、

あっちこっちに行ったり来たりすること、

があります。

 

 

両方ともメンタルなことを言い現す

四字熟語になりますが、

この2つの四字熟語を比べてみると一目瞭然。

どうでしょう?

全ての人が戦々恐々・右往左往するより

泰然自若とした人生を過ごしたいと

思うといってもよいでしょう。

 

社会人も学生も主婦でも誰でも、

生きていれば何かしら

壁にぶつかることもありますね。

そういう状況下で

本人がどのような態度をとるかは、

性格にもよるでしょうし、

それまでの体験にもよるでしょう。

ショッキングなできごとにあったら、

それはショックを受けたり

感情的になってしまうのは当然です。

 

でも、心構えをちょっと変えるだけで

物事ってうまくいったりします。

そのヒントが泰然自若なのです。

 

先日、夫の剣道の昇段審査がありました。

ご存知かもしれませんが、

剣道は1つ昇段すると次の段位審査まで

一定期間、修業期間があります。

例えば、二段に昇段すると

そこから2年間稽古をし、

2年経ったところで三段の審査を

受け始めることができます。

急いでばんばん審査だけ受けることはできません。

 

去年秋、四段昇段から4年が過ぎたので

夫は五段に挑戦し始めました。

不合格2回の後、この夏ベルギーにて

五段に昇段しました。

夫は合気道、居合道そして剣道を

何十年もしてきています。

剣道も居合も

昇段していくことだけが全てではなく、

一生をかけて剣道・居合道を通して

人間形成が目的とされています。

ただ、昇段していくということは

その技術に加え、

剣道で大切と言われている姿勢や、

また気位がついていかなくては合格できないことから、

やはり昇段していくことには多くの人が挑戦しています。

 

五段審査の第一次審査として


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審査員の先生方の前で1対1の実技(試合)、

受かった人が第二次に進み10本の形を行います。

筆記試験もあります。

審査員6人中4人以上が

合格と判定した場合に昇段となります。

 

これまで何度も審査を受けてきていますし、

十分な稽古をして審査を受けますが、

1~2分の実技で4年分の稽古でしてきたことを

十分に発揮できるかというと、

やはり当日の緊張感もあるし、

対戦相手がどんな人かにもより

何が起こるか分からないというのが

本当のところです。

それでもそのことで戦々恐々となれば、

審査に悪い影響がでることは間違いありません。

 

剣道においては無心と平常心がとても大切です。

稽古の始まりと終わりには黙想もします。

そして調べてみると、

平常心の類語に泰然自若があるんです。

 

剣道は剣の理法の修練による

人間形成の道である、

という剣道の理念があります。

泰然自若を調べてみたところで、

剣道の良さを改めて発見しました。

 

剣道によって人間形成の道をいくのなら、

泰然自若の態度も大変大切である、

とでも言ったらよいでしょうか。

 

もちろん、この生き方は剣道だけに限りません。

ここまで剣道の話が長くなってしまいましたが、

他の使い方を紹介しましょう。

主に、「泰然自若としている」のように使います。

・そのような危険に直面しても、彼は泰然自若としていた

・世界1位が目前でも、泰然自若としているゴルフ選手

 

落ち着きはらって物事に動じない。

危険が目の前に迫っても、

最高の栄誉が手にはいるところまでいっても

安らかで、もとのまま平気な様子。

 

目の前に危険が迫ってきたら

右往左往するでしょうし、

この一投で世界一目前となったら

平常心ではなかなかいられないでしょう。

泰然自若には鍛錬が必要なようです。

 

ではどのように?

ズバリ、「深呼吸」です。

深呼吸することで平静を取り戻します。

オリンピックで今まさに

競技を開始しようとしている選手達が

深呼吸していますね。

 

深呼吸は短期的な方法ですが、

普段から笑顔を意識して生活したり、

何かの局面でも自分を客観的にみるようにする

クセをつけてみてください。

そのようなことの繰り返しから、

決断する力がついていき、

自己肯定感が強くなっていきます。

結果、泰然自若な態度につながっていくでしょう。

 

 

ビジネス書でも心理本でも、

平常心と不動心の大切さが多く書かれています。

泰然自若でいられるように

日頃からポジティブにいきたいものですね。

そうなるのに少しばかり時間がかかっても、

そこは泰然自若!

ゆったり構えて継続することをおススメします。

 

私の座右の銘、

一期一会・切磋琢磨、朝のこない夜はないに、

これからは泰然自若を加えようと思います。

笑って暮らすも一生、泣いて暮らすも一生、

笑う門には福来たり、ですよね!

 

ここまでお読みいただき、

ありがとうございました。

 

(椿)

 

 

 


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