モロヘイヤには毒がある?!毒のある部分は茎って本当?

モロヘイヤは、本来シマツナソという植物で、

カロテンやビタミンを豊富に含んで栄養価が高く、

食卓に並ぶ定番の野菜として知られています。

 

そんななじみのあるモロヘイヤ、毒があるという話が出てきていますが

実際の所はどうなのか見ていきましょう。

 

モロヘイヤが持つ毒とは?

モロヘイヤの種子には、

ストロファンチジンという強心配糖体が含まれています。

 

強心配糖体というのは、心臓の収縮力を強めるもので、

認知度の高いもので言えば、薬として知られるジギタリスなども

強心作用があるものとして有名ですね。


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自然界に存在し、薬にも使われる物質ではありますが

摂取する必要がない人、または過剰に摂取することで

中毒症状を起こす可能性があります。

 

モロヘイヤのどこに毒が含まれているの?

モロヘイヤの種子、と書きましたが

私たちが食べている、ちょうど収穫する頃まで育った葉や茎の部分には

その毒が含まれていません。

 

要するに、ストロファンチジンという強心配糖体は

種子に一番多く含まれるもので

スーパーに並んだモロヘイヤは安心だということが確認出来ているそうです。

 

中毒を起こした前例はあるの?

人間における中毒事故は今のところ報告されていないようですが

1998年に日本産業動物獣医学会から

牛のモロヘイヤ種子中毒の事故が報告されています。

 

これは、実のついたモロヘイヤを牛に与えたところ


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食欲不振や下痢などの症状があり、二日後に3頭が死亡したということです。

 

その後、モロヘイヤの実と牛から、ストロファンチジンが検出されました。

 

マウス実験でも、モロヘイヤの実から抽出した液により

3匹中2匹が死亡したそうです。

 

海外でも、餌に入っていたモロヘイヤの実を食べた豚と牛が中毒死したことが

オーストラリアから報告されています。

 

気をつけなければいけないことは?

 

安全が確認されて売られているモロヘイヤでは

特別注意する必要もないかと思いますが

家庭菜園でモロヘイヤを育てる場合は注意すべき点が出てきます。

 

まず一つは、通常、実は花が咲いた後に出来ますよね?

モロヘイヤも同じであるため、開花する前に収穫しなければなりません。

 

また、小さい子供がいる場合には、謝って食べてしまうことのないよう

充分に注意する必要があります。

 

もしも間違って食べてしまったら?

強心作用のあるストロファンチジンを摂取してしまった場合、

多くは動機、食欲不振、嘔吐や下痢など

通常とは違った症状が出てくるかと思います。

 

横になっていれば治るかもしれないなどと思わず、

命に関わることになってしまえば大変ですから、すぐに病院に行きましょう。

 

まとめ

毒が最も多いのは、モロヘイヤの種子!

種子を食べた牛や豚の死亡例があり、解剖の結果、種子と同じストロファンチジンが検出されて

中毒死であったことが明らかになった。

家庭菜園では、収穫の時期は開花前!その後の種子の扱いにも充分注意すること!

間違って食べてしまったら、すぐに病院受診!

 

「野菜の王様」とも言われる、栄養満点なモロヘイヤ、

まさか、そんな毒を持っていたなんて驚いた方も多いと思いますが

スーパーで売られているモロヘイヤは安全ですし

家庭菜園で育てている場合は毒がある部分をきちんと知り、

おいしく食べていければ良いなと思います。


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