
一時のブームを経て今や健康食品として定着している甘酒。
「飲む点滴」といわれる甘酒は
栄養価が高いだけでなく
腸内環境を整えて免疫力を高める効能もある万能選手です。
そんな甘酒の効能を子供にも!
と考えるお母さんは少なくないのではないでしょうか。
いくつかのポイントをおさえれば、子供に飲ませる甘酒はとっても効果的でおすすめです。
では早速紹介していきましょう!
子供には米と麹のみの甘酒を選ぼう!
今や、スーパーや健康食品店で気軽に買うことのできる甘酒。
甘酒の知名度の上昇に伴い、最近ではバリエーション豊かな甘酒が市販されています。
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その中には本来必要な原材料以外が含まれることもあり
選ぶときは原材料をしっかりみることがポイントです。
ちなみに甘酒は大きく分けると2種類あるのはご存知ですよね。
①米麹甘酒
②酒粕甘酒
子供に飲ませる場合は、①の米と麹だけで作る甘酒を選んだほうがいいでしょう。
②の酒粕甘酒は酒粕が原材料に含まれるため、1%程度のアルコールが含まれます。
また、現在市販されている甘酒は、上記の2種類だけでなく
米と米麹とともに酒粕が含まれている場合や、米と麹の他、食塩や砂糖を加えたものもありますので、必ず原材料をチェックしてください。
子供に与えるのであれば、シンプルに米と麹だけの昔ながらの甘酒の方が安全です。
・甘酒の効能は高い栄養価と免疫力アップ
子供に甘酒がオススメな理由は「栄養価が高いこと」と「免疫力アップに効果的」だからです。
多くの子供は皆偏食です。
好きなものはたくさん食べますが嫌いなものは見向きもしません。
世の中のお母さんは、どうやって成長期の子供に必要な栄養分をとらせるか
日々頭を抱えているのではないでしょうか。
甘酒の成分の約20%はブドウ糖で、そのほか、ビタミンB群や食物繊維
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オリゴ糖が豊富に含まれています。
ブドウ糖や食物繊維、オリゴ糖は腸内の環境を整え、便秘を解消し免疫力を高める役目をしますし
ビタミンB群は体内に入ってきた栄養素である糖質、脂質、タンパク質をしっかり分解し
それぞれエネルギーに変える働きをしています。
さらに、甘酒に含まれる酵素が分解した栄養素をしっかり体に吸収させる役割を担うなど
栄養素を余す事なく働かせるのが甘酒のすごいところなんです。
・甘酒は牛乳や豆乳で割ったりヨーグルトに混ぜてみて!
甘酒は文字通り甘いので、子供には与えやすいタイプの食品ですが
独特の甘みに躊躇する子供も少なくありません。
筆者の息子は幼児の頃から甘酒を与えていたのですが
あの甘みに眉をひそめることは一度や二度ではありませんでした。
そのままストレートで飲ませるのではなく、牛乳や豆乳に混ぜると飲みやすくなりますし
ヨーグルトにも合います。
どうしてもあの甘さを受け付けないのであれば、料理の調味料として
砂糖の代わりに使うこともおすすめです。
腸内環境を整える甘酒は風邪予防に効果的!
万能食品としての甘酒ですが、効果的な飲み方は朝と夜。
朝の甘酒は活動のエネルギーのために、夜の甘酒は疲労回復に効果的です。
筆者の子供は甘酒が得意ではないため、習慣として甘酒を飲ませることはないのですが
風邪を引きそうな時、食欲がないとき、便秘の際には、必ずスーパーで甘酒を買ってきます。
牛乳や豆乳で割った甘酒で腸内環境を整えてあげると、少しくらいの不調はすぐに治ってしまいます。ぜひ試してみてください。
まとめ
*子供には、米と麹のみの昔ながらの甘酒がオススメ。
*甘酒の効能は、腸内環境を整え、栄養素の分解、代謝、吸収を高めること。
*子供に甘酒を与えるときは、ストレートより、牛乳などで割ると飲みやすくなります。
*子供が風邪を引きそうな時は、甘酒を飲ませて事前に予防!
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