「勇気づけ」の子育て。ケガして落ち込んだときにいいたい言葉がけ

アドラー心理学のなかで

子供に自立心をもてるようになるには

「勇気づけ」の言葉がけが必要。

 

勇気づけとはありのままの自分でも大丈夫なんだという

勇気をもてるようにすること。

 

自分の欠点や短所を素直に認めて

過小評価、過大評価することなく

ピンチに陥ったときでも臨機応変に対応できるようになります。

 

ピンチに陥ると誰もが不安になりますよね。

私の娘にも、とあるハプニングに陥りました。


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娘が練習中に、試合の途中で

突然の怪我をしてしまい部活ができなくなった。

 

怪我をしてしまうと本人は落ち込みます。

そのつらさはやりたいのにできない。

 

ほかの部活の仲間に置いていかれる。

いつ治るのかわからない。

あせりと不安でいっぱいでしょう。

 

 

子供の心のケアは親でもなかなか難しいものです。

 

有名なスポーツ選手でも

怪我をして再起しまた活躍をしている方もいます。

 

そんな、怪我からの再起を果たした

スポーツ選手たちのエピソードを交えて

子供に少しずつ

勇気付けの言葉がけができれば。

 

そう思い、怪我からの再起を果たした

選手の言葉をまとめてみました。

 

そして、アスリートにかぎらず

どのような心構えでアクシデントに陥ったとき

どのようにして言葉がけしていけばいいのかをまとめてみました。

 

ケガをどう捉えているかで未来が変わる

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1つめは、ケガから復帰してもまた再発をしてしまうタイプ。

 

2つめは、ケガから復帰したら

以前よりもパフォーマンスがあがり、生き生きと練習するようになったタイプです。

 

この両者の違いは「ケガをどう捉えているか?」

 

・1つめのアスリートはケガをしたことを「アクシデント」「不運」と捉えている

心の中では「なんで自分だけ、こんな目にあわなきゃいけないんだ」

肉体的にも精神的にも鍛えてきたアスリートでさえ

こう捉えてしまうのです。

 

まだどちらも未成熟なお子さんが

こう捉えても当然だというべきでしょう。

 

「ある程度治ったので無理なく練習をしていいですよ」

「やったあ!ようやく練習できる。

遅れを取り戻すために頑張って練習するぞ!」

 

子どもにはようやく練習できるうれしさから

「無理なく」の部分が抜け落ちて

しまっている場合が多いのです。

 

練習を我慢して、ケガから復帰をすると

ケガから復帰した後に

また同じことを繰り返す可能性があるのです。

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厳しいことを言うようですが

怪我をするということは

それまでの基礎的な筋力が劣っているのです。

 

もともと劣っている部分なのでケガをしやすい。

 

けがをしたからその部分はあまり鍛えていない。

 

鍛えていないけれどそのまま練習をする。

そして、また同じ場所を怪我してしまう。

 

こうした悪循環があります。

 

・2つめの復帰後に生き生きとプレーできる再発をしないアスリート

治療に望む姿勢が違います。

 

実は早期に治すこと復帰することをいい意味であきらめているのです。

 

めざしているのは「完治」です。

スポーツドクターの方の話によると

この捉え方の違いで治療への取り組みも変わるそう。

 

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医者なので、専門知識に基づいたアドバイスをまじめに聞く。

だから、治りも早いのだとか。

 

そこで、親が言える一言。

「先生の言うとおりにやろう。

ケガはすぐに治るものではない。

あせらず、むりせずやっていこう」

 

たしかに、たかがつき指、たかが捻挫でも

1週間で完全に治るということは

まずありません。

 

しかも、「たかが」と、軽く見てしまい

痛みが消えればいいやとついすぐに練習にもどりがち。

 

ケガの軽い、重いに関わらず

きちんと医者の指示に従い、良くなってきたら

「次は、どんな練習をしたらいいですか?」

と聞いてくるそうです。

 

今までの練習でケガをしたのだから

今までどおりではダメだと気づく。

このままでは身体的能力の向上はできない。

 

ケガを繰り返してきた苦い経験から気づくのですね。

医者のケガへの施術と良いケア。

 

自分でのセルフトレーニングが良いものになり

復帰後は身体能力が向上していくケースが多いそうです。

 

ケガから復帰したいい例として

本田圭佑選手を見ていきましょう。

 

サッカー 本田圭佑選手「ケガはチャンス」

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本田選手が怪我をしたのは試合中。

相手のタックルにより

ひざの半月板の摘出手術をしました。

 

このとき、本田選手は

日本代表の試合にも

レアル・マドリードの試合にも

出場できなくなりました。

 

それなのに「ケガはチャンス」と

いえたのはなぜなのでしょう。

 

それまでの本田選手のプレースタイルには

「瞬発力が欠けている」といわれていました。

 

本田選手はケガを前向きにとらえてリハビリの期間に

けがをする前の、弱点だった瞬発力を高めて復帰をしました。

 

これが、本田選手の言う

「ケガはチャンス」ということです。

 

関西大学での講演会での

本田選手自身の言葉です。

 

「ケガして辛いことがある。

悩みがある。

 

その悩みや、問題をどの角度から見るかが大事。

ケガしてすごく辛い問題に見えるかもしれない。

 

おそらく、みなさんは同情の目をもって

辛いほう(ネガティブ)の角度から

僕を見てくれているのでしょう。

 

でも僕は、反対(ポジティブ)の角度から


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見ているからチャンスになるんです。

 

その考える技術を身につけて高めてほしいです。

そうすればどんな困難がおきたとしてもポジティブに対応できる。」

 

ケガをした後、本田選手はネガティブに考えても何も解決しないし

すぐにケガしたことをポジティブに切り替えました。

 

医師の指導のもとすぐにリハビリを開始しています。

 

「ケガをした」ということにくよくよせずに

物事を見る角度により

それがチャンスになると本田選手は自らの体験から語っています。

 

バレーボール 大友愛選手

「戻ったら自分がどうプレーすれば

チームに貢献できるか。

今までとは違う視点で考えられるようになった」

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2011年に右ひざ前十字靭帯損傷をし

2012年に復帰しました。

 

その後2012年ロンドン五輪で

28年ぶりのメダルとなる銅メダル獲得に貢献しました。

 

大友選手はミドルブロッカー

大きなジャンプでブロックをするため

膝への負担が大きいのです。

 

その時の心境を大友選手は語っています。

「ケガをしたのは痛かったし辛かったけど

(ケガを)してしまったのはしょうがないし

 

五輪までに間に合わせるためには手術をすればいい。

そこまで、迷いはなかったんです。

 

でも、手術後の痛みが強かったり膝が曲げられない時には

さすがに『何で今なんだろう』という思いも消えませんでした」

 

大友選手は1984年のロサンゼルス五輪にも出場しています。

二度目の五輪出場を目指していた

2011年のアジア選手権でのケガでした。

 

「何で今なんだろう」という言葉には

こんな背景があったのです。

 

しかし、このケガを前向きに捉えた言葉があります。

「悔しさもあったけどいろんな立場からチームを見ることができたのはプラスになりました。

 

復帰に対する思いも強くなったし 戻ったら自分がどうプレーすればチームに貢献できるか。

今までとは違う視点で考えられるようになりました。」

 

ケガで思うように動けなくても練習には参加をし

ベンチで皆の動きを見ていたのでしょう。

 

コートにいる時には見えなかったチーム全体の動きを冷静に見て

こうすれば良くなるのでは?

と考えることができたというのです。

 

たとえ、ケガで練習に参加ができなくても新たな視点を得て

チームに貢献することはできるのです。

 

 

 

まとめ

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中学、高校と部活は勉強よりも楽しくて

友達との絆も深まる大切な時間。

 

この時間をケガで奪われるのは苦痛でしかない。

そう思うお子さんも多いでしょう。

 

苦しんで、悩んでいる子を見て親も同じように心を痛めます。

 

ケガに関していえば焦らずにしっかりと完治を目指すこと。

 

完治の先に怪我をしたことを無駄にしない、身体と精神の強さを

得られるような励ましこそが必要。

 

それは子供をポジティブにすること。

 

アクシデントに陥ってしまった現状は変わることは出来ません。

しかし、今後どう過ごしていくかで未来の生き方が変わっていきます。

 

本田選手のようにアクシデントをチャンスと捉える。

考え方次第で、未来の人生をバラ色に変えることができます。

 

親が「まだトレーニングはやめなさい」というよりも

 

「今トレーニングをしたら治りが遅くなるから

その間どうすればチームに貢献できるか

どうすればケガをしなくなるか考える時期だと捉えたら?」

と声をかけたほうがいいでしょう。

 

子供のなかに、葛藤があるのは大友選手の言葉からもわかるでしょう。

   

練習に入れないことを

いい意味であきらめるか、落ち込んであきらめるか

 

 

「前向きにあきらめること」もときには重要です。

 

「しっかりとした治療とケア無理のないリハビリをきちんと続けること。」

 

それがケガをしたわが子へ送る勇気付けの言葉です。

普段の生活で子供に勇気づけをしたいときには

こちらの記事を参考にしていただけると幸いです。

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本田選手の復帰後の

活躍は、皆さんもご存知のとおりです。

ポジティブな考え方、捉え方はとても大切なのですね。

(みみみ3)

 

 


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