「幼稚園」 「保育園」 「幼保園」など5つの園の違いをまとめてみた

昨年、世間を騒がせた言葉があります。

 

「保育園落ちた、死ね」

 

この言葉をめぐって

日本における子育て支援や保育園のあり方について

様々な議論がなされました。

 

「待機児童問題」

「施設建設にあたってのご近所トラブル」

「保育士不足」

 

問題はたくさんあります。


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もちろん、それに対するあらゆる政策がとられています。

その一貫として、最近では「施設の増設」が目立ちますね。

 

「幼稚園」

「保育園」

「幼保園」

「認定こども園」

「小規模保育園」

 

国の正式な認可が降りている園にも様々な形態があり

いざ子どもを入園させるとなると、迷ってしまうことと思います。

 

園の形態が変われば、入園の条件が違う。

その教育や保育のあり方も違う。

となると、子どもの成長に大きな影響があり、育ち方も違う。

 

もちろん、ママ友の関係にも違いが出てくることでしょう。

 

同じ「子どもを預ける施設」なのですが、中を覗けばその違いは歴然です。

 

大切な我が子。

 

自分の教育方針や家族の育て方に沿った、安心して預けられる園に預けたいですよね?

 

また、このような施設は人が集まる場所です。

それは子どもだけではありません。

 

テレビドラマで耳にするような「ママ友関係」も、もはやテレビの中のことではないのです。

もちろん、ママさんたちは様々な方がいて、「この施設は性格がちょっと…という人が多い」なんてことはありません。

 

しかし、園の形態が違えば、運営のあり方も違い、保護者間の関係も変わってくるものです。

 

是非、自分に合った関係を築けるような場所を選びたいものですね。

今回は、いくつかの記事に分けて、その違いを挙げてみたいと思います。

 

そして、あなたの家庭に、教育方針に、お子さんに合った園を見つけてみてくださいね。

何が違うの?子どもたちの施設

今回は、各施設の大まかな違いについて挙げていきたいと思います。

 

◯幼稚園

幼稚園とは昔から運営されており、馴染みがある園ですね。

 

基本的には、3歳児から5歳児が対象となります。

特徴としては、「子どもを預ける場」というよりは、「教育の場」となります。

 

幼稚園が「教育の場」というと

「保育園はそうではないのか」と意見もあがりそうですが、そうではありません。

 

小学校や中学校と同じ、「文部科学省」の管轄なのです。

ですからもちろん、「教育時間」が決められていて、その中で学んでいくのです。

 

一日の教育時間は、基本的には9時から14時あたりで設定されている園が多いかと思います。

 

入園に際しては、各園と保護者との契約になりますので、願書受付期間に直接園に申し込みをすることになります。

 

早い時期からその情報を閲覧することができると思うので

ねらい目の園があれば早めに連絡し、相談しておくと良いでしょう。

 

◯保育園

対象は0歳児から5歳児ですね。

0歳児に関しては、生後3か月から預かってくれるところもあれば

6か月からというところもあり、園によって様々です。

 

保育園は、「厚生労働省」の管轄となります。

老人ホームや障碍者施設と同じ、福祉施設の一つです。

 

ですので、入園には「保育に欠ける乳幼児」という条件が満たされないといけません。

 

「保育に欠ける」というのは

両親が働いていて保育ができないことはもちろん

「祖父母にも保育を頼ることができない」ことが条件となる場合が多いです。

 

地域によっては「祖父母が自宅の半径何キロ以内に住んでいるか」を調査し

それでも「保育に欠ける」場合は入園を許可する

という方法をとっているところもあります。

 

待機児童問題もあり、なかなか厳しいようですね。

入園に際しては、市役所からの決定通知が必要となります。

 

もし保育園を希望するのであれば

早いうちから市役所に「保育に欠けている」ことをアピールする必要があります。

 

保育園も、3歳児から5歳児は「教育の場」ではあるものの

0歳児から2歳児までは「生きていく力を養う」ことに重点を置いています。

 

両親から離れても、愛情をたくさん受けながら心身共に健やかに成長していくことができるよう

集団生活の中でその力を養っていきます。

 

一日の保育時間は、保護者の労働時間によって異なります。

しかし保育園は最近のニュースの通り、なかなか入園が難しいようですね。

 

そこで新しい制度が始まり、急激に増えているのが、「小規模保育園」です。

これはその名の通り、子ども達を少ない人数で預かり、保育していきます。

 

◯幼保園

幼保園は、一つの大きな施設の中に

「幼稚園部」のクラスと「保育園部」のクラスが分かれて併設されている園です。

 

同じ園の中にあるのですが、クラスごとに国の管轄省庁が違い、それぞれの活動がなされています。

 

1組は幼稚園部、2組は保育園部。というように、クラスによって変わります。

 

◯認定こども園

これは、一言でいえば「幼稚園」と「保育園」が合体した施設と言ってもよいかと思います。

「幼保園」との違いは、まず、入園に際して「1号」「2号」「3号」との、認定を受けます。

 

「1号」は幼稚園部の3歳児から5歳児

「2号」は保育園部の3歳児から5歳児

「3号」は0歳児から2歳児となります。

 

こども園は「幼稚園型」「保育園型」「幼保連携型」などがありますが

「共通教育時間」というものがあり、活動は一緒に行います。

生活も一緒です。

 

このように、ここ数年で「子どもの施設」に大きな変化がありました。

それぞれの園に特色があり、良いところも不便なところもあるかと思います。


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それぞれの施設の様子はどんな感じなの?

各施設の中身の違いについて触れてみたいと思います。

とは言っても、これはもちろん園によって違うと思いますし

地域によっても違います。

 

◯保育園

0歳から入園することができますので

早期から子どもの「発達」に合わせた的確な保育を受けることができます。

 

例えば、離乳食の進め方やトイレトレーニングのコツまで

自分の子どもの発達の様子や問題点がとてもわかりやすいという利点があります。

 

早いうちから「集団生活」を始めますから

良い意味でも悪い意味でも様々なものを吸収し

刺激を受け、広義の意味で「強く」育っていくでしょう。

 

また、園の活動の中で

普段触れ合うことのない「赤ちゃん」たちと触れ合うことができるのも

保育園の良い特色ですね。

 

◯幼稚園

幼稚園では、入園前の2歳児との交流の場を持っている園も多いですが

3歳児クラスからの入園が多く、集団生活が一気にスタートします。

(保育園でも3歳児クラスからはそれまでの2歳児クラスよりも一気に人数が増えます。)

 

もちろん、保育園同様、発達や我が子ついての話を教諭から聞くことができます。

日々の生活の中ではゆっくり話せる機会は少ないですが

面談の機会がありますので、そこでじっくりと我が子の話を聞くことができるでしょう。

 

また、幼稚園は「共働きである」などという条件がないので

親子で活動する機会が保育園よりも多く設けられていることが多いです。

 

子どもの世界を見られるのは嬉しいですよね。

園によっては体操や楽器、お勉強など、特色を前面に出している園もあるかと思います。

 

また、園で生活する時間が短いこともあり、

「家では甘えるけど園ではあまり甘えない」

「園では比較的静かだけど、家ではとても活発」

「園ではたくさん食べるけど家ではあまり食べない」など

 

良くも悪くも「家」と「幼稚園」との違いを感じている子も中にはいるかと思います。

 

その他、「こども園」や「小規模保育園」「幼保園」については

「幼稚園」「保育園」のどちらが色濃く運営されているかによって、上に説明した違いがあるかと思います。

 

子ども達は十人十色。

その生活に入ってみないと、実際のところはわからないものです。

ただ、どこの園でも「子どもたちは楽しく」過ごしています。

 

 

 

入園後、親がやらなければいけないことって?

入園後は、園によって「保護者との交流会」や「保護者会」「役員会」など

園の活動に参加する機会があると思います。

 

「幼稚園」「保育園」ともに、保護者としての活動はあります。

 

しかし、その運営には少しばかり、違いがあるようです。

 

幼稚園は主に平日の活動が多く、園の様々な行事に関する活動が多いかと思います。

集まって相談する時間も、子どもたちの降園後や、時によっては日中に会議を設けることもあります。

 

一方、保育園の方は、どの方もお仕事をされていますから

集まる機会は少なく、夕方の時間や夜に集まってあらゆる相談することが多いでしょう。

 

行事以外の親子交流活動についても

幼稚園の方が平日でも保護者が参加しやすいので

保育園よりも多くなります。

 

子ども達が普段

親のいない「子どもたちだけの世界」でどのような生活をしているの

、どのような友達関係を築いているのか

すぐ近くで見られるわけです。

 

我が子のそんな様子を見られるのは嬉しいですよね。

保育園であっても

「保育参加」と言って、保護者の方に園に来ていただき

保育士と一緒に保育してもらう機会があるところも多いので

ゆっくりと我が子の様子を見ることができるでしょう。

 

◯役員について

「役員」と聞くと耳を塞ぎたくなってしまいがちですが…。

 

結論から言うと、どうやら早いうちに積極的に役員に立候補する、という方も多いようです。

 

引っ越しをする予定がなければ、同学年の方たちとのコミュニティーはずっと続いていきます。

 

幼稚園(保育園)

小学校

中学校…

 

役員会はどこでもついて回ってきます。

役員会で必要なのがママ友とのつきあい方です。

 

ですのでママ友とのつきあい方も場所によって変わっていくのか

おさらいしておきましょう。

 

◯ママ友のつきあい方の違い

また、ママ友の関係についても少し違いがあるように感じます。

・幼稚園

子どもの降園以降は「フリー」の時間です。

 

「最近あそこにできたカフェ、今から行かない?」

「今日、あそこの公園で遊んでいかない?」

と、お誘いを受けることもあるでしょう。

習い事に行く子も多いでしょう。

 

そしてその習い事も、地域によって数に限りがあるので

そこでもママ友の関係は広がっていきますね。

 

・保育園

保育園からの降園後は、時間との闘いです。

 

スーパーへの買い出し。

夕飯の準備。

夕飯。

片づけ。

お風呂へ入れる。

 

退勤後の時間を考えると、これだけですでに時計は21時あたりを指していることでしょう。

かと言って、交流がないわけではありません。

 

土日に約束したり、平日でも「この日は」という日を決めて、楽しい時間を共有します。

このように、ママさんたちの関係の持ち方にも違いが出てきます。

 

この辺を踏まえて自分に合った形を考えてみるのもよいかと思います。

 

今回は「幼稚園」「保育園」「こども園」「幼保園」「小規模保育園」などの違いを挙げてきました。

たくさんの種類が増えた今

大事なお子様を預ける園を

今一度じっくりと自分のライフスタイルと照らし合わせて相談してみてくださいね。

(あい)

 

P.S.

この違いを見てもどれを選んでいいかわからない・・・

といった方は、周りの人に聞いてみるのもいいでしょう。

 

国が造った施設で「子育て支援センター」というものがあります。

同じ年齢の子をもったママや

親身に相談してくれる相談員もいます。

気になった方はこちらの解説記事をご覧ください。

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