ワンオペ育児ってすごく辛い。共働きママの現実。

ワンオペ育児、

いったい普通の育児と

どんな違いがあるのでしょう?

 

ムーニーのテレビコマーシャルが

ワンオペ育児を

賛美しているのではないか、

と批判を浴びていましたね。

 

1人のママがベイビーが産まれた時から、

ママは泣いちゃいけない、

ママは強くないといけないと思いながら


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育児と家事のほとんどすべてを

自分だけでこなしていきます。

 

2分間のこのコマーシャルの画面には

夫の姿は出てきません。

いや、一度だけタクシーの中で

ベイビーをあやすママを

夫が不安そうに見つめるシーンが

一瞬ありました。

泣いて笑って君と生きていく、

と最後は苦痛な部分を

丸め込むかのような終わり方です。

 

今回は、なんだか悲しいイメージすらある

「ワンオペ育児」について

お話ししていきます。

そして今回の記事では、

特に働いているママが

ワンオペ育児をしている場合について

書いていきますのでご了承ください。

 

ワンオペ育児とは

 

ワンオペ育児とは、

配偶者の単身赴任など何らかの理由で、

夫か妻が仕事、家事そして育児の全てを

1人でこなさなければならない状態の

育児のことを言ったものです。

 

飲食店やコンビニエンスストアで

1人だけが勤務に充てられ、

ワンオペレーション=1人作業

という状況になり過酷な勤務体制と

ブラック企業だと社会問題になりました。

 

家庭内でも1人のみが全てを

こなすということで、

「ワンオペ育児」という言葉が

ネットを中心に使われるようになりました。

ネット時代の今、悩む人達が声をあげ、

そしてワンオペという言葉が作られ、

世間に注目されることになります。

 

そして、ほとんどのケースで

ワンオペ育児をしているのは

母親になっています。

 

ワンオペ育児の問題点とは

 

ワンオペ育児が社会問題になっており、

約20万人のママがワンオペ育児を

しています(2012年時点)。

 

終わりのない仕事、家事そして育児、

それらを1人でこなさなければならない

というプレッシャーがあり、

また自分で全てを背負ってしまう

ママ達が多いため、

ワンオペ育児が問題となっているのです。

仕事、家事そして育児の全てを

ママが1人で

こなさなければならない状況は

とても過酷です。

自分の睡眠時間を減らして

時間を確保したりと、

この状態が続くことで

精神的な問題を抱えるようになる

ママ達もたくさんいます。

 

私の夫はもともと多趣味ですが、

息子がまだ2歳くらいの時に

それまでの剣道・合気道・

居合道に加えて、

古いランブレッタ(バイク)を

改造して新しいバイクを作る、

というプロジェクトを

スタートさせました。

 

ある日、バンのレンタカーをし、

泊まりがけでまずは古いランブレッタを

買いに行きました。

それ以来、ガレージに閉じこもることが

多くなりました。

平日は仕事、そして週に3回は稽古、

そして土日はバイク作りに没頭です。

ご飯もそこそこにガレージに行く夫は、

声をかけるまでバイク作りを

止めることがありません。

数時間はかるくガレージに

こもっていました。

 

その間、私は平日も週末も家事、

子どもの面倒をし、

夫がいつ作業を止めて家事を

手伝ってくれるかに

ヤキモキしていました。

夫にしてみると、

平日は仕事で

とてもバイクにかける時間がない

だから、時間のとれる休日は

目一杯作業をしたい気持ちが勝って、

ガレージにこもりっぱなし

私の気持ちをわかろうとも

してくれませんでした。

 

1ヶ月ほどその状況が続き、

息子はとても元気な子でしたし、

後追いもかなりあったせいか

ほぼワンオぺ状況がしんどくなりました。

 

私は夫の前で、「もう無理!」と

サンルームにあったテーブルを

蹴りたおしました。

さすがにこれに驚いた夫は、

ようやくいっぱいいっぱいに

なっていた私を理解し、

これからはバランスを

とれるようベストを尽くす、

と約束してくれました。

 

私の場合は夫の理解でワンオペ育児は

なくなりましたが一生続けるとなると

体も精神的にもくたくたに

なっていたでしょう。

 

結婚して夫婦なのに、家族なのに、

なぜ1人で全てをこなさないと

いけないのでしょうか?

 

それには、

夫の帰宅が遅い(残業や付き合い)、

夫の収入だけでは暮らしが厳しく、

ママも働かざるを得ない、

近くに頼れる実家や家族がいない、

などの理由があり、

特に共働き家族のママへの負担は

相当なものになっています。

 

少し1日の流れを見ていきましょう。

朝(起床してから出社まで):

朝ごはんの支度と片付け、

ベッドメイキング、

子どもの身支度の世話、

自分の身支度。

そして子どもを保育園へ送る。

 

日中:仕事

 

夕方~夜:仕事終了後、

子どもを保育園からお迎え。

買い物して帰宅。

晩ご飯の支度と片付け、

子どものお風呂や寝支度の世話、

そして寝かしつけ。

基本的にはこういった流れですが、


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ここに他の家事が加わります。

アイロン、洗濯、お風呂掃除、

部屋掃除、布団干し、などなど。

 

そして、忘れてはいけないのは、

出産後のママはホルモンバランスが

乱れているということです。

慣れないベイビーのお世話だけでも

精神的なストレスがあり、

バランスをさらに乱します。

 

ここでさらに悪いことに、

家族の誰かが病気になったとします。

家族が病気になった場合は、

看病が加わります。

お子さんが小さければ、

機嫌が悪くなったり泣くことも

あるでしょう。

するとママへの精神的負担が

増えてしまいますね。

自分が病気になった場合、

ママはよっぽどでなければ

ベッドに横になることはなく、

仕事は休むとしても、

育児や家事をしないことは

難しいでしょう。

病院に行く時間も取れず、

自分の健康を

犠牲にしてしまっているのです。

 

夫がバイク作りに没頭しているある時、

私が扁桃腺炎にかかりました。

病院に行ったほうが良いものの、

夫は仕事で休みが取れず、

また息子を連れていく労力を考えると

なかなか病院に行く気に

なれませんでした。

子どもに話しかけようとする度に

咳き込み、

子どものお風呂の世話や

ご飯の用意をしようにも、

辛かった記憶があります。

辛くても、子どもの世話を

するのは自分のみ、

というプレッシャーも大きかったです。

 

このような余裕のまるでない毎日が

延々に続き、

ママはすっかり疲れ切ってしまうのです。

そこで夫が話しを聞いてくれ、

何かしら改善しようとする人だったら

良いのですが、

そうでない場合、

ママは孤独感さえも感じ、

状況はさらに悪くなっていって

しまうのです。

 

せっかく可愛い息子に

恵まれたというのに、

自分は1人なんだ、と、

息子が産まれる前より

孤独感がありました。

そして息子は何も悪くないというのに、

手のかかる息子が可愛くなく思えたり、

周りのママ達は全員が幸せに見えたり、

必要のない比較をして

落ち込んでいました。

 

寝る直前まで家事をし、

朝起きても疲れが取れていない、

家事や育児は平日も休日も関係なく、

息抜きもできない生活が

エンドレスに続くのでは、という、

先の見えない大きなプレッシャー、

このプレッシャーを1人で抱え、

精神的にも孤独を感じる、

ここがワンオペ育児の問題なのです。

 

ワンオペ育児の解決策は

 

ここまで読むと、ワンオペ育児は

怖いものにすら感じますね。

このような状況を続けていったら、

どこかで家庭生活が破綻

という可能性もあります。

 

それでは、ママの負担を軽くし、

そのような状況を避けるためには

どのような方法があるのでしょうか?

 

それはズバリ、

「誰かを頼ることを始める」です。

大切なことですが、

頼むことに罪悪感を

感じないようにしてください。

 

家族であるし、協力しあうのは

当たり前と思う人もいると思いますが、

多くのママ達はそんな当たり前のことにも

目を向けられないほどに疲れています。

 

ムーニーのテレビコマーシャルの

ママを思い出してみてください。

このママはすべて1人で

しようとしています。

そして、自分の気持ちの変動を

自分の中だけで解決しようとしています。

全てこなせないのは自分ができないから、

周りのママだってやっている、

と、自分に問題がある

と思いがちですが、

実際、全てをストレスなく

完璧にできちゃう人なんていないのです。

 

家事・育児はママ1人のものでは

ありません。

家族で一緒に協力しあい、

分けあってするべきものです。

それは50%ずつということではなく、

夫婦それぞれによって

比率は変わってきます。

夫を頼りましょう。

子ども家庭センターを頼りましょう。

延長保育も利用しましょう。

ファミリーサポートという団体も

利用しましょう。

実家のお母さんに頼んで

半年に一度でも来てもらいましょう。

会社の有給も遠慮しないで

とりましょう。

 

誰かを頼ることで、

自分に余裕が生まれます。

当たり前と思うでしょうが、

何かに頼るには自分ができない部分を

認めないといけないので

勇気が要ったりします。

ただ、時間的な余裕だけでなく、

精神的なものも、

このゆとりがママにとって

一番必要なものなのです。

ゆとりが出た時には、

大切な家族をもっと大切にすることも

可能になるでしょう。

 

仕事・家事・育児、全てが

大切なものです。

それでもこの中で一番手抜きできるのは

家事ではないでしょうか?

洗濯ものが溜まっても

まとめてすれば良いし、

埃がたまってたって死なないし、

たまには出来合いや

テイクアウトのご飯だって良いんです。

休日だからと急いで家事を

済ませようとしなくても大丈夫です。

月一度くらい、家事放棄デーを

作ってみてもきっと問題は無いでしょう。

家事すべてを一旦ストップして、

子どもと公園にいっちゃっても

良いのです。

 

大変な状況の中でも、

ちょっと立ち止まって、

これいいのかな?と、

ふっと考えてみる時間を

持てるといいですね。

ワンオペ育児で苦しんでいるママが

どんどん少なくなりますように。

 

ここまでお読みいただき、

ありがとうございました。

 

(椿)

 

 

 


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