こども食堂「気まぐれ八百屋だんだん」から考える地域の輪

子どもしか行けない食堂なの?

子どもが運営している食堂なの?

言葉だけではよくわからないこども食堂。

 

 

全国に広がりをみせているこども食堂とはいったい何?

なぜ広がりつつあるのでしょう。

 

こども食堂とは

子どもに低料金、もしくは無料で食事を提供する場所。

食事を作るのは、地域の有志の方々。

 

「栄養の偏った食事を一人で済ませたり

食事を与えられない子どもに温かい手料理」

をモットーに活動しています。


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「子どもの貧困対策」や「居場所作りをするための場所」

それが子ども食堂です。

 

 

東京大田区にある「きまぐれ八百屋だんだん」

「こども食堂」という名前を2012年に初めて世に出した

店主、近藤博子さん。

 

ブログの一番最初にはこんな言葉が。

食のこだわりを通じて地域コミュニティをひろげます

amebaブログ「気まぐれ八百屋だんだん」より抜粋

 

 

気まぐれ八百屋だんだんの「だんだん」は店主の出身地

出雲地方の方言で「ありがとう」という意味があります。

 

近藤さんは「貧困対策」というよりも

「こどもが一人でも安心して来られる」

を心がけているそうです。

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子ども食堂に来る方たちはどんな方?とある3人の具体例

・親が忙しく、お金を渡されて

「このお金で何かコンビニで買って食べてね」

と好きなものしか食べていなかった子ども。

 

栄養のバランスを考えることも、まだできません。

 

一人で家でコンビニのお弁当を食べるより

「子ども食堂」に来て、皆とにぎやかに食べるほうが

「楽しい」と言っています。

 

 

・生活保護を受けて暮らす母子家庭の親子

お子さんだけでなく、親御さんも一緒に食事ができます。

 

「母子家庭なので、なかなか大人数で食事をとる機会が少ないんです」

子どもにも寂しい思いをしなくてすみます。

 

 

・日本語があまりできずに孤立している外語学校に通う子ども。

外語学校なので、日本人の友人は少なく

「日本人の子どもと遊びたい」

そんなときに立ち寄ったのが子ども食堂。

 

実際に通ったことがあるママさんは

「ちょうどクリスマスの時期で、お菓子とプレゼントをいただいた。

食事も低料金で良い!」

と好印象だったそうです。

 

子ども食堂を運営する方々はどんな人?

・一人で食事をする「孤食」の解消に努めている

・地域の協力を得て、無料、または安く

食材を手に入れ、低料金で食事を提供している

・栄養のバランスを考えて、ときには子どもと一緒に食事を作る

・子どもや、その親の抱えている問題の実情を知ることができる

 

「地域に住んでいる子どもたちを救いたい」

「もっと社会に貢献がしたい」

そんな方が子ども食堂を運営しています。

 

年配のかつては子育てをされていた女性が

多いようです。

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本当に貧困している子供だけきているの?

さて、こんなこども食堂。

とてもいい場所だ。と思いますが

 

実際に貧困している方々が、来ているのかどうかは

見た目では判断がつきません。

 

「安くて、バランスのいい食事がとれるから」

「ただ話題になっているから」


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来てみた!という方もいるようです。

 

ですが、運営をしている方々は

「そういうこともある」

と見越して子ども食堂を開いています。

 

初めて出会う人同士が、地域の中の一員なのだと

感じあえるような暖かい雰囲気。

 

こういった場所作りが

「現代だからこそ大切」なのだと

どの運営団体も思い

こども食堂は全国へと展開しているのです。

 

現代だからこそ必要とされる「子ども食堂」

現代社会において、問題視されている

「孤立化」は子どもだけの問題ではありません。

 

事情は様々でも

「うちは母子家庭です。経済的に苦しいです」

なんてことを、だれに言えますか?

 

私の友人にも、上は中学2年生、下は2歳のお子さん

をもつ母子家庭だという家庭が5人。

 

その5家族のママに母子家庭を伝える上での心配事

共通するのがこの4つです。

 

1.「子どもが不憫と思われそう」

2.「いじめられたらどうしよう・・・心配。」

3.「同情しているように見えても本当の苦労をわかってもらえないんだろうなー」

4.「言ったところで、愚痴にしか思われない。あなたの選んだ道でしょと思われそう」

 

母子家庭というイメージだけで

「貧乏、かわいそう」という負のイメージ。

 

ご近所で噂されたらどうしよう・・・

家計が苦しいと思われていらない同情を受ける

父がいないという、育った環境に対する劣等感を子どもに感じさせてしまう

 

だから言えない。

 

 

 

 

 

そこで、友人にこども食堂の話をしてみたところ

「いいね!そんな食堂があるなんて知らなかった。

近くにあれば、行きたい。」

 

「子育ての先輩たちの話が聞けて

こちらの話も聞いてもらえたら、気が楽になりそう。」

 

「あまり、地域の人との交流もないし料理も覚えられそう。」

 

「凄く行きたい。

仕事からの帰りが遅く晩御飯を食べさす頃には9時回ってしまっているので

遅い時間に食べさせて本当に申し訳思う。

それと少しの時間でも誰かといると思うだけで安心ができる。」

 

と好感を持っていました。

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たしかに、世代を超えてのお付き合いというのは

昔に比べたら薄くなっていますよね。

 

アパートの隣にすむ人の顔も知らない。

というのもよくある話。

 

そんな時代だからこそ

「こども食堂」を通して

地域の人たち同士の交流が

大切になるのではないでしょうか。

 

一緒に食事をとることで

おいしさから、顔もほころび、心もなごむ。

 

一緒に食事をとることで、なごやかな雰囲気から、本音で話ができる場所。

 

そんな「こども食堂」

地域の輪をつなげるために、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

(みみみ3)

 

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