ギャングエイジは子育てで変わる?子供の心理から親のできることを考えよう

友人の三男が8歳の時、学校で友人を殴り大問題になりました。

友人のYさんは男の子3人を育てるワーキングママ。

 

三男が小学3年生になり、

「上の子供もいるし、もう大丈夫だろう」

 

フルパートの仕事をはじめてから

半年も経たないうちに事件がおこりました。

 

Yさん「ギャングエイジって言うの?友達グループの中で喧嘩になったみたい」

と切り出しました。

 

私はYさんの悩み相談を聞くことにしました。

 

ちなみに、私は専門化ではないので


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その時は聞き取るだけ。

自分の主観や意見は言わずに聞いていました。

 

ギャングエイジとは

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8歳から10歳までの

小学2年生後半から、小学4年生までの年齢です。

 

特に女の子で、早い子はもう小学2年生3学期の頃からはじまります。

 

「ギャングエイジ」には2つの意味があります。

 

1つめは徒党を組む。

大人に干渉されない、子供だけの世界をもち、

4人から8人ぐらいのグループで

自分たちのルールによって行動をします。

 

2つめは悪さをする。

学校で禁止をされているようなこと

漫画やゲームを学校内で持ち込む

石を投げてガラスを割るなど、仲間内でばれないように悪さをします。

 

 

 

親の言うこと、先生の言うことよりも友達が大切。

たとえそれが悪いことだとわかっていても仲間内で決めたことのほうが大事。

 

親にしてみれば頭を抱えたくなるような世代。

それがギャングエイジです。

 

ギャングエイジの心理~成長の過程で葛藤する子供~

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Yさんの子供は小学3年生。

やはり仲のよい友達が5人いました。

 

小学校で仲間の子供を殴り、怪我をさせてしまったため

殴られた子供は病院へ行き不在。

 

Yさんの子供とその場にいた

仲間の3人が先生に呼ばれて

職員室で先生から聞き取りが行われました。

 

しかし、全員無言。

誰一人、口を割ることはなかったそうです。

 

Yさんの子供の仲間内のルールは3つ。

・何があっても、先生には言わない。

・親には言わない。

・言ったら仲間はずれにする

 

 

そのため、学校に呼び出されても先生も何が原因かわからずじまい。

 

怪我をさせてしまったことには変わりないので

Yさんはパパも含め、親子で怪我をした子供に謝りにいきました。

 

帰宅した夜に、Yさんパパは三男に

「話したくなったら話しなさい。」

とだけ伝えて、あとは普通に過ごしたそうです。

 

Yさんは

「なんでそれだけしか言わないの?!」

パパの対応に腹を立て、自分が言い聞かせなければとダメだと思ったそう。

 

Yさん「なんで殴ったりしたの?!お友達でしょう?!なにがあったか言いなさい!!」

 

三男「うるさい!ちゃんと謝ったんだからいいじゃん!」

と反抗するだけで、とりあってもらえませんでした。

 

この時のYさんパパとYさんの対応では

実はYさんパパの方が対応としてはいいというのが心理学でも明らかになっています。

 

児童心理学でいうと、ギャングエイジの子供の最優先は仲間同士の友情。

「仲間の裏切りはぜってー許さねえ」がモットーなのです。

 

Yさんにしてみれば仲良く遊んでいた友達を殴る

というのは理解しがたいことで

 

「親として、悪いことはしっかり躾なければいけない」

という思いと、パパの対応があまりにもあっけなかったために

余計に腹立たしく、かなり「怒った」そう。

 

実はこれが親の過干渉なのです。

相手の気持ちを考えないので子供も反発していきます。

 

こういった子にはどうしたらいいのでしょうか?

まずは子供の立場になって考えてみましょう

 

ギャングエイジの三男の心

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その後のYさんの三男は登校拒否になりました。

 

学校に連れて行こうと、車に乗せると、信号待ちでドアを開け逃走。

 

靴がなければ大丈夫かと思いきや素足でも逃走。

 

長男と一緒になって

自転車に乗り、どこへ行ったかわからない。

 

「何を考えているのかわからない」

これがYさんの当時の心境。

 

なぜ、学校で同じグループの友達を殴ったか。

殴られた子供が、親に説得されて事情を話し、なぐった原因はわかりました。

 

Yさんの三男は仲間内で

「気に入らない先生の車の窓ガラスを割ろう」

と話していました。

 

三男「それ、やめようぜ。

バレたらまずいっしょー。」

 

「うわ~お前、ビビリになったの?だっせ~」

と他の仲間からもからかわれたことにカッとなり、殴ったという事でした。


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Yさんの三男は悪さを止めようとしてけんかになり、怪我を負わせてしまった。

 

それを仲間内では言わない約束だったのに、怪我をした本人が言ってしまった。

 

するとYさんの三男は仲間が信じられなくなり、登校拒否になってしまったのです。

 

怪我をしたほうは「かわいそう」という目で見られます。

 

けれどもYさんの三男にしてみれば

「悪いことを止めたのに、怪我をさせたから

俺が悪者になっている。

言わない約束だったのに、裏切られた。」

 

「だから、学校へは行きたくない」

という気持ちと

 

「お母さんは俺の気持ちをわからない。男同士の約束を守っただけだ。」

という気持ち。

 

さらにどうにも処理できない、うやむや感を

自転車に乗ってどこかへ行き憂さ晴らししたかった。

 

三男にも体ではなく心に深い傷を負ってしまったのですね。

 

 

そして登校拒否から学校へ行くようになるまで二ヶ月たち

三男が自分の気持ちをYさんパパに打ち明けてくれました

「お父さんは、話したくなったら言えばいいって言ってくれたから。」

それが三男の言い分だったそうです。

 

 

 

今では喧嘩した友人と友情も深まり、お互いを許しあえて認め合えるようにまでなりました。

 

ギャングエイジの子供に親ができること

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Yさんは「私がどれだけ心配してたか!」と涙ながらに語ってくれました。

 

学校にも行かなくなり

自転車で遊びまわり(Yさんにはそう見えた)

 

子供の将来はどうなるんだろう?

自分のしつけ方はただしかったんだろうか?

考えれば考えるほど、心配事が絶えません。

 

なのに、パパは心配する様子も見せなくて平常運転。

「私だけが、悩んでるようで、馬鹿みたいじゃない!」

悲しみも、怒りも感じられるそんな言葉に

 

私は「聴いてあげる事しかできなくてごめんね」としか言えませんでした。

 

Yさんは一人で苦しんでとてもつらい気持ちになった。

でも、あれこれ言うよりそっとしておいたパパの行動が正しかった。

そんなの辛すぎますよね。

 

親として何をしてあげればよかったのでしょうか?

 

 

ギャングエイジの、親のできることは

■子供同士で解決できるように見守ること

■責めたりせず、問題行動が起きたら、解決する手助けをいつでもすることを伝えること

■親はあなたの味方。何があってもずっと味方だ。と伝えること。

のように子供を信頼してあげることが一番だと私は思います。

 

たとえ無理やり親が解決したとしてもそれまた問題で

問題事がある毎に親を頼る依存心の強い子

または自尊感情の低い子供に育ってしまいます。

自尊感情について詳しくはこちらの記事で。

自尊感情(自己肯定感)があれば子供は自立する
あなたの子供は自分に自信がありますか? 学校のなかでいつもクラスの中心にいて 明るいみんなのリーダー的存在な子供さんをお持...

 

まとめ

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ギャングエイジの世代に、見守る。

責めずに、解決の手助けをいつでもすると伝える。

あなたの味方だ。

 

3つだけで本当にいいのか不安になります。

 

けれども8歳から10歳は、もう考える力もついてきて

子ども自身が「なんとかしよう」ともがく時期なのです。

 

このもがいている姿を見守ることは親も忍耐力が必要です。

 

つい口出ししたくなるし、なんとかしてあげなくちゃ!と思う気持ちもわかります。

 

何か事が起きたら、一番に動揺をするのが母親です。

 

家庭内の雰囲気が不安定になると

子供は空気を感じ、家庭内にいることも不安を覚えて逃避したくなるのです。

(’自転車でどこかへ行ってしまったように・・・)

 

だから「動じない」

これが最善の方法なのです。

 

不安があってどうしてもだれかに相談したい時には

各自治体に、子ども相談窓口があります。

 

お住まいの地域のこうした窓口に不安を相談することで

学校や地域との連携から解決にむけてできることもあるのです。

 

でも、心構えとしては

「自分の子どもを信じる」

これが一番なのだと思います。

(みみみ3)

 

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