
赤ちゃんの補水、しっかりと行っていますか?
赤ちゃんはとても汗かきです。
また、体調を崩しやすく、おう吐や下痢、発熱してしまった時には
予想以上に水分が失われてしまいます。
脱水症状がひどくなるとぐったりとしてしまい、一刻を争う事態も起こりうるのです。
しかし赤ちゃんは、
「のどが渇いた」「何か飲みたい」
と口に出すことはできません。
飲む量も、一度にたくさん飲むことが難しく、十分な補水を一度で済ませることは難しいもの。
となると、効率よく身体にいいものを摂取させたいですよね。
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今回は、身体に効率よく摂取することができる「経口補水液」の作り方
そしてその飲ませ方も紹介していきたいと思います。
まず初めに、次の4つの症状が見られた場合は、脱水のサイン。
・泣いているけど、涙があまり出ない
・眠りがち
・熱があるのに汗をかかない
・おしっこがあまり出ない
この場合は一刻も早く、経口補水液を用意しましょう。
経口補水液というと薬局でしか売っていないイメージがありますが
自宅にある材料で簡単につくれます。
経口補水液のレシピ 家にある砂糖と塩だけあればOK!
・水:500ミリリットル
・砂糖:40グラム(約大さじ2杯)
・塩:1.5グラム(約小さじ1/4杯)
・果汁:味付け用適宜(レモンにすると、クエン酸の働きで吸収度が上がります。)
作り方
1.湯冷まし500ミリリットルに砂糖と塩を入れ、混ぜる。
2.果汁で味付けをする。
暑いときには水で作りたくなるかもしれませんが
赤ちゃんのお腹のことや吸収率を考えても、ひと肌程度のあたたかさが良いでしょう。
あたえる量とあたえ方
学童から成人は500~1000ミリリットル
幼児は300~600ミリリットル
乳児は体重1キロあたり30~50ミリリットルと言われいます。
赤ちゃんはまだ一度にたくさんの量を飲むことができません。
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ですから、こまめに与えていくことが必要となります。
コップやストローで上手に飲める子は問題ないですが
まだうまく飲み込めない子は、工夫してあたえなければいけません。
哺乳瓶のちくびを使って飲ませたり
おっぱいをあげるような姿勢になってスプーンに経口補水液を乗せ
口の上にあてるように飲ませるとごくっと飲めるかと思います。
嫌がるかもしれませんが、補水は大切なこと。
しっかりと飲ませてあげましょう。
今回は、ご家庭でお手軽に補水できる方法を紹介しました。
でも子どもが少しでもぐったりとしていたら、すぐに病院へ。
ぐったりするには何かしらの原因があります。
「これくらいなら大丈夫かもしれないし…」
と思い、漠然とした不安を抱えるよりも
病院へ行って
「大丈夫です。何も問題はないです。」
と言われたほうが安心できるのではないでしょうか。
体調の変化があった場合には、すぐに専門の方に見てもらいましょう。
夏だけではなく、冬でも起こりうる脱水。
こまめに行い、健康に過ごしていきたいですね。
(あい)
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