笑顔の効果♪幸せが引き寄せられたおじいちゃんとの闘病生活のはなし

テレビCMで、

「子どもは1日に400回笑う。大人は20回」

というフレーズを聞いて、少し驚きました。

 

子どもの笑う数も多いけれども

大人が笑う数の少なさにびっくり。

たしかに、大人の男性では笑うことの少ない方が多いような。

 

そう思ったエピソードがあります。

 

赤ちゃんをベビーカーに乗せて散歩をしていて

よくすれ違うウオーキング中の初老のご夫婦がいました。

 

私は近所だし、目上の人なので自分から挨拶をします。


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奥さんは立ち止まって、あかちゃんを笑顔であやしてくれ

旦那さんは少し遠巻きに、しかめっつらで立っていました。

 

同じ場面であっても笑顔の多い奥さんには

好印象で、話しやすい方だなと、いう印象を受け

 

旦那さんには小さいお子さんが嫌いなのかもという印象を受けました。

 

笑顔の方が、人付き合いが上手にできそうだなと

感じたのを覚えています。

 

家庭で笑顔で過ごせていますか?

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家庭というのは、家族がリラックスして

心がくつろげる場所でありたいですよね。

 

家庭のなかで、家族がいつもしかめっ面をしていたら

リラックスすることはできません。

 

そこで「笑顔」が必要になります。

笑顔には、人間の心身を和ませてリラックスさせる効果があります。

ですから、家庭には笑顔が不可欠。

私がそう思った出来事があります。

 

私の義父は66歳ですい臓がんの摘出手術をしました。

がんと言う病気の重さと、すい臓がんにかかった人の

余命は、わかってから半年が平均という話を聞きました。

 

義父はこれから定年後の生活を楽しもうとしていた

矢先のことでした。

主人も私もショックで家庭の中で笑顔が消えました。

 

義父はそれまでも、あまり笑う人ではなく

落ち込みようはすぐに見て取れて

不機嫌さも伝わり

 

主人は病気療養中の父親に気を遣い

子ども二人に家の中でわいわい

騒いで遊ぶことを禁止しました。

 

子どもたちにも笑顔がなくなり

診断を受けてから手術入院の日まで

ぴりぴりとした空気の中で過ごしていました。

 

父の部屋はリビングの横にありました。

我が家は、リビングで遊んだり

宿題をしたり、もちろんそこでテレビも見ます。

 

防音扉にしてありましたが

足音や物を落とした時の床からの振動からの音は

どうしても響いてしまいます。

 

下の子が好きな車の乗り物は

床に音が響き、うるさくて、休まらないと

義父におこられました。

 

下の子には

「おじいちゃん、病気で辛いから、ねんねするの。

うるさくしないように、これは乗らないでおこう」

と伝え、車の乗り物はしまいました。

 

私もおっちょこちょいなので

よく物を落とすのですが

「もっと、落ち着いて行動せなあかんやろ!」

と、しょっちゅう叱られていました。

 

このときは辛かったです。

子供は他にも積み木をやめたり

ビー玉を禁じたり、遊びに制限がかかりました。

 

がんは、生死に関わる事ですし

まだ6歳と2歳未満の子どもにもわかるよう

伝えなければならず

育児書を読んで子どもに伝える努力をしたり

 

義父の病気では

お医者さんの話が理解できるよう

すい臓がんについて学び

食事も考えなければと思い

がんになった方の食事療法の本を買って実践したりと

 

私もいっぱいいっぱいでした。

 

子どもは敏感です。

おねしょが少なくなっていた下の子が

よく、おねしょをするようになりました。

 

育児書で調べると

おねしょの原因は、心の不安定さだとありました。

子供ながらに、ストレスを感じていたのでしょう。

 

上の子は、とても気を遣う子どもで

パパに

「足音が出ないようにしなさい」

と言われて

テレビアニメを見て一緒に踊ったり

下の子と一緒に積み木で遊んだり

車を押してあげることもしなくなりました。

 

下の子がさわぐと

「おじいちゃんがねてるから、静かに!」

と、注意をしてよけい泣かせてしまったり

それを見て

「あかちゃんみたい!」と怒ってしまい

下の子とあまり遊ばなくなりました。

 

おとなしくしていることが多くなり

口数が減ったのを感じました。

 

このままではいけないという危機を感じました。

 

実は家庭の中でも

特に、子どもに対する笑顔はとても重要なのです。

笑顔の多い家庭で育った子どもは

そうではない子どもに比べると

心身ともにとても強いと言われているからです。

 

まず、体の面では

笑顔は免疫力を高める効果が身体を強くします。

 

心の面では

精神的に安定してすると言われているのです。

 

義父と比べて義理のひいおばあちゃんが

肺がんで亡くなったケースが対照的でした。

 

その時の子どもは、一人目がまだ1歳半で状況がよくわかっていない歳頃。

 

ひいおばあちゃんは末期がんで年齢も82歳。

 

「積極的治療はしない」ことを自ら選び

「病院よりも自宅で」という本人の意思のとおり自宅で看護をしていました。

 

ひいおばあちゃんは

ベッドで一緒に昼寝をしたり

人生の最後の時を穏やかに笑ってすごしました。

 

痛み止めの薬を飲んで

時々とんちんかんな発言や

行動がありました。

でも、そういうこともあるとわかっていたので

そこで怒るのは相手を穏やかにできないと思っていました。

 

ゆかたをトイレに流そうとして

「流れるんやで~。ほんまや」

と言ってた時も

普通なら怒るか呆れるか悲しむかなのでしょうが

 

「薬のいたずら」と思って

「じゃあ、あとは私が流しておくから

風邪をひいてもつまらないし、着替えよ~」

と、笑って済ませたり

 

「娘が今、コーヒー飲もうって、窓からきたよ~」

と、20年以上前に他界した義母の話をしても

「あの世のコーヒーを飲むのはまだ早いよ。

今、コーヒー入れるからね~」

と、笑いながらおやつにしたこともありました。

 

他界していた義理の母が

コーヒー飲もうとやってきたと聞いた時には

内心、お迎えが近いのかしらと

不安にもなりましたが

義祖母は一人娘に先立たれ

日ごろからさびしい思いをもらしていたので

親子の情愛なんだろうなと、思って

冗談にして、それを笑い飛ばしていました。

 

ひいおばあちゃんの時は

穏やかに笑顔でみんなで暮らしていたのです。

 

笑顔ですごしていたので

辛い思いよりも

最後のひとときを楽しくすごそうという

家族への思いや、いたわりがあって幸せに在宅介護ができました。

 

ひいおばあちゃんの

人柄もあったのだと思います。

にこにこして、どこかひょうひょうとした

そんなおばあちゃんでしたから。

 

義父のがんとの闘病が始まり

いよいよ手術を迎える前に

仏壇に手を合わせたときに

ひいおばあちゃんのことを思い出し

 

「誰か一人でいいから笑顔ですごそう」

「自分がその笑顔の独りになればいい」


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と決めて

その後の義父の手術後の闘病生活がはじまりました。

 

笑顔の練習。目元と口元

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笑顔ですごそうといっても

なかなか笑顔でいられない時でした。

 

なので、鏡を見て笑顔の練習をしました。

 

笑顔の練習をする時

「わらって~」

といわれるとまず

口元を「ニッ」とします。

口のはしを「口角」といいますが

そこをあげて笑うことが多いですよね。

 

でも、口元が笑っていても目が笑っていなかったり

目をそらされたりしてしまうと

笑顔を向けられた相手に良い印象を与えません。

 

ですから、笑顔トレーニングで一番重要なのは

「笑顔に見える目元」を作る練習なのです。

「目は口ほどに物をいう」

とはこのことですね。

 

病院では感染を防ぐため

マスクの着用が義務付けられます。

そこで、この、笑顔の目元の練習は役立ちました。

 

口元が見えないので、目元から笑うことが

とても役に立ちました。

 

自分が目元まで笑えているかをチェックするのに

鏡の前で口元を紙で隠して笑ってみるのが効果的です。

 

目元が笑っているか自分の目で確認できます。

元々が垂れ目だという人には

このトレーニングは簡単です。

切れ長の目元の人にとってはとても難しく感じるようです。

 

私はつり目。

無表情でいると怒っているの?と言われてしまうほど。

目をぎゅっとつぶって目の力をわざとぬくようにしました。

 

切れ長やつり目の方は

できるだけ目尻を下げるように

意識してトレーニングをするといいのです。

 

目尻を意識的に下げるには

目元の筋肉を鍛えるのが効果的です。

またウインクの練習も、目元の筋肉を効果的に鍛えるんです。

 

そうすることで

自然と目尻を下げて優しい笑顔を作ることができるように

なりました。

・顔のカギになる口元の練習

目元の次は口元です。

 

笑顔に見える口元のポイントは

「口角があがっているかどうか」ということが基準。

なので、積極的に口角を上げることを意識してトレーニング。

 

まず、

上の歯が8本以上見えるまで口を「い」の字に開ける。

その後で上唇が穏やかなVの字になるくらいまで

じわじわと口角を上げていく。

 

この練習を繰り返していくと

自然と笑顔に見える口元が作れるようになっていきます。

ぜひやってみてくださいね。

 

その後の義父の闘病生活

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手術の成功により、すい臓がんを摘出できた義父。

在宅で8ヶ月の間闘病し、最後の2ヶ月を病院で過ごしました。

 

手術の成功で義父も少しは元気を取り戻し

私も、ひいおばあちゃんの時のことを

主人と義父に話し

穏やかな笑顔で過ごせることで

幸せを引き寄せることができるのでは?と提案。

 

「みんな健康にならないとね!笑って免疫力をあげていこう!」

と、あまり笑わない義父には

綾小路きみまろのDVDをプレゼント。

 

義父の休む時は騒がないことを条件に

あとは、孫との交流が

義父にできる子育ての協力だと

お願いして、夕飯の準備の時間などに

義父の体調をみながら

子どもと積極的に関わってもらいました。

 

子どもとの交流が

綾小路きみまろよりも

理屈無しの笑顔がつくれたようです。

 

小学校での出来事を話す長女が

帰ってきたテストを義父に見せて

良い点数を褒められた時。

 

義父はがんばったなぁと笑顔で頭をなでていて

長女はとても嬉そうにしていました。

さらに、あまり見なかったおじいちゃんの笑顔が嬉しかったのか

勉強をすすんでやるようになりました。

 

静かにすごさなければならないと

パパに言われてあまりしゃべらなくなった長女は

おじいちゃんから

「1時間目はなにをしたん?給食はなんやった?」

など、たずねられて、以前のようによくしゃべるようになりました。

 

体育の授業で習った運動会の踊りも

「おどってもいい?」

と聞いてからお披露目していました。

 

一緒にいた下の子はカウンターによく頭をぶつけていました。

おじいちゃんに抱きかかえあげられて

「気をつけなあかんて。」

と、最初はしかめ面をおじいちゃんを見て

「いたた~~~け~~~」(いたいのいたいのとんでいけ~)

と、おじいちゃんの頭をなでたことがありました。

「それは△ちゃんの頭でやらな、意味がないて。かなわんなぁ」

と笑顔になることも。

 

闘病生活の最初の頃は、うるさくしないようにと

身を潜めるように遊んでいた子どもたちも

ぴりぴりしていた義理の父もいい笑顔です。

 

笑顔で過ごそうと

少しやり方を変えただけで明るく過ごすことができました。

 

笑っている顔を見ると幸せを感じます。

 

正直、仕事に育児に家事に闘病の手助けと

私のやることはたくさんあり

1年以上の闘病生活はけっこうしんどいものでした。

 

それでも、笑顔ですごせたのは

皆が笑ってお互いがお互いの

笑顔を引き出せていたからだったのかも。

 

晩年の義父が

「和顔施」

と、いうのだと教えてくれました。

 

仏教用語で

「和やかな顔の施し」だとか。

和やかな顔は笑顔。

その笑顔を相手に贈ることで

仏様への施しになるのだということ。

 

施し=贈り物をした人には

幸せがくるんだということだそうです。

 

物を送らなくても誰でも、子供にもできる

贈り物が笑顔なんだと、義父は言っていました。

「たくさんもらったなぁ。ありがとぉ」

 

と病室のベッドでいわれた時は

笑いながら泣きました。

 

下の子はいつのまにか

おねしょもなくなっていました。

 

私は一度悪い経験をしたから

よりいっそう

笑顔で過ごせることの大切さを

そこから感じました。

 

確かに幸せでしたよ。

 

あなたも

あなたの持つ笑顔で

大切なお子さんを

心身ともに強い子どもに育てていきましょう。

 

まずは笑顔の練習から☆

 

(みみみ3)

 

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