子供が幼稚園に入ってまず最初にママが悩むとすれば、それはママ友関係ではないでしょうか。
私は家の校区とは別の場所にある幼稚園にプレ保育の時から子供を通わせていますが、入園半年間ほどはママ友と呼べる人はできませんでした。
送り迎えは車だったので、毎朝会う方と顔見知りになったりすれ違う方には笑顔で挨拶したり、お迎えのときには子どもたちが出てくるまで同じクラスのママさんと他愛もないことを話したりしましたが、連絡先を交換するほどの方と知り合うことはできませんでした。
つい最近、やっと連絡先を交換したのは子供が年少さんに上がってからです。新しく入園してきた方とお友達になることができました。
入園式から1ヶ月弱が経ったとき、お迎えにいらっしゃったその方とお話してみると妙に波長が合って、その方から連絡先を聞いていただきました。
ママ友ができるまでは常に孤独な気持ちを抱えていて、自分に何か原因があるのではないか、なにか悪いふるまいをしてしまっているのではないかとたくさん悩みました。しかし、実際のところは誰も悪くなく、ただ気の合う人にまだ出会ってなかっただけだったのだと今は考えています。
保育園ママより幼稚園ママの方が孤独感を感じやすい?
保育園ママはフルタイムに近い時間勤務されている方が多く、送り迎えの時間もバラバラで、時間に余裕のない方が多いため他のママとお話しなくてもそんなものだと考えている方が多いのだと思います。
しかし、幼稚園ママはフルタイム勤務をしていない方が多いので、送り迎えのときに時間に余裕がある方がほとんどです。その時に、周りはグループができているのに自分だけ一人ぼっちで子供が出てくるのを待っていると孤独感を感じてしまいます。
また、幼稚園は親子参加の行事や役員などの仕事で集まる機会も多いです。そんなときに話せる方がいないと孤独感を感じてしまうこともあります。
「気の合う」ママ友であることが大事
孤独だと感じている人は、第一にママ友ができないことが悩みなのではないでしょうか。
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私自身、送り迎えで誰ともお話しなかったときは見知らぬ人でたった一人取り残されたような孤独感がありました。ただ、むやみにママ友がほしかったわけではなく、気の合う人とお友達になりたいとは思っていました。できれば長く付き合えたりいろいろなことを話し合えるお友達がほしいと。
学生時代に私の大好きな映画やドラマが好きな友人ができました。
そのときは映画を一緒に見て、そのあとカフェで2,3時間時を忘れたかのように映画トーク。
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映画のどのシーンが楽しかったとかどの俳優が一番イケてるのかイケメン俳優の格付けチェック、はたまた外れ映画をひいたときには
「ぶっちゃけつまんなかったねー」
「そうそう私も途中で寝ちゃった(笑)」
本音を言っても価値観が似ているところもあったりでめちゃくちゃ楽しかった
その親友には映画トークだけでなく恋人の悩みや将来の漠然とした悩みが打ち明けられた。当時は些細なことでくよくよ悩む性格だったので悩みを打ち明けられるだけで気持ちがスカッとしました。
過去振り返ってみると嬉しかったり、楽しかったりする瞬間って
学校だけしか会わない浅い友達ではなく
今でも連絡を取り合っている、絆が深い親友との思い出しかなかった。
たまに喧嘩したり、傷つけあったりもしたけれども全部ひっくるめて
いい思い出になっています。
ゆえに幼稚園にいるときだけのその場だけのお付き合いのママ友ではなく、気の合うママ友が欲しかったのです。
ところが、私の幼稚園のママ友づくりはとても厳しい環境にありました。
私の子供が通っている幼稚園は地域に根付いた小さな私立幼稚園で、通ってくる子供たちは大半がその地域の公立小学校へ進学します。入園してみて分かったことは、他の子達は新興住宅街の近所同士であることが多く、入園前から既にママ友たちの輪ができていました。また、上にご兄弟がいる方々でまとまってお話されているグループがいくつもあり、なかなか出来上がってしまっているグループには入れず、挨拶すら交わせない日もありました。そんなときは帰ってきてからも気持ちが沈んでしまい、どうやったらママ友ができるんだろうと悩んでばかりでした。
しかし、今では気の合う方と出会うことができました。私達の共通点は男の子2人のママで、学年・年齢差が全く同じということでした。また、お話していくうちに同い年であることや実家同士もそう遠くないことがわかりました。子供ありきのママ友というより、大人になってから出会ったお友達の一人です。
その友達ともランチ会で旦那、子供、実家の話をしたり日頃の愚痴やママ友同士の悩みを
打ち明けられるのでとっても楽しい時間を過ごしています。
もし世間話などをする間柄の方がいて気が合いそうな空気を感じたら、自分の直感を大事にして思い切って連絡先を聞いてみると良いと思います。相手の方も孤独感を取り去って楽しいママ友関係を築きたいと願っているかもしれません。
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