子供が急に発熱や発疹を出したら、ママやパパは慌てますよね。
発熱や発疹には、適切な対処が必要です。
今回は発熱と発疹について考えていきましょう。
子供の発熱ってどういうもの?対処法は?
子供が発熱する場合は、体内のウイルスや細菌と戦っている時。
体温が上昇することで、免疫を担当する細胞が活性化されている状態です。
熱が出ても脳に影響はないので心配しないでください。
緊急の受診は、37.5度以上。37.5度以上で
子供の機嫌が悪い、飲みも悪い、泣き声がおかしい場合は、小児科を受診してください。
ぐったりしている、目つきがおかしい、解熱しても呼吸が荒い場合も要注意です。
我が子は0歳ですが、まだ発熱したことがありません。
義母からは「発熱だけは気をつけて」と日々言われております。
いざ、発熱したら動揺すると思いますが、なるべく冷静に対処できるといいですね・・・。
発熱と発疹の出る疾患の種類を教えて!
発熱と発疹が出る代表的な疾患は麻疹です。
麻疹は麻しんウイルスで起きる伝染性の高い病気で、免疫のない人はほとんど感染する怖い病気です。
日本では年間数十人の乳幼児の死亡があり、脳炎を合併して脳に後遺症を残す例も知られています。
10~12日の潜伏期間の後、せきや鼻水などの風邪症状から
39~40度の発熱が3~4日続き、その後熱は下がりますが、再び発熱して発疹が全身に出ます。
麻疹は辛い症状を軽減するための対症療法しかありません。
重症化する可能性がありますので、1歳になったら予防接種を受けましょう。
軽い麻疹の症状に似ているのが風疹です。風疹も予防接種で感染を防ぐことができます。
また、水疱瘡も発疹の出る病気です。水痘・帯状疱疹ウイルスの感染によって起こります。
2~3週間の潜伏期間の後、発熱と共に発疹が現れます。
今年は麻疹や風疹が流行っています。
麻疹は乳幼児、風疹では妊婦さんが危険ですので、人ごみを避けるなどして注意しましょう。
発疹が出たときの受診のタイミングに気をつけて!
痛みやかゆみでみるみる発疹が広がっていくととても心配ですね。
どのタイミングで受診すればよいのでしょうか。大抵の発疹は翌朝まで様子を見ても大丈夫です。
発疹の様子を見るときは下記のことを実践してください。
⦁ 発疹の状況を確認する
⦁ うつる可能性があると思ったら、マスクをしてうがい手洗いをする
⦁ かゆみがある場合は発疹の部位を冷やすなど、子供がかかないようにする
⦁ 発疹が出た時の状況をまとめておく。
受診の際には外来受付で発疹があることを伝えましょう。
ただし、「ゼーゼーしている」「ぐったりしている」「全身が赤い」「腹痛や便が緩くなる」
場合は救急外来に行くか、救急車を呼んでください。
私は我が子に何かあったら、まずは近くに住んでいる義両親に連絡をするつもりです。
旦那が夜遅い時や、出張で家を空けている時、「何かあったらどうしよう・・・」
といつも思ってしまいます。
発熱と発疹を伴う病気については正しい知識を身に付けたいですね。
まとめ
1.子供が発熱する時は体内のウイルスや細菌と戦っている時
2.発熱を伴う発疹に要注意
- 発疹が出た時の受診タイミングに気をつける
発熱を伴う発疹が出た時は怖いですね。
今は予防接種で防げる病気がありますから、予防接種をしっかり受けて
病気が流行している時は感染しないように気をつけましょう。
万が一発病した場合は、症状を見て適切なタイミングで受診しましょう。