
もはや亜熱帯と言ってもよいほどの暑さ。
夏の時期、熱中症と同じくらい気を付けるべきなのが、紫外線。
今、大人も子供も、日焼け止めは必須。
以前、まぶたにだけ塗るのを忘れて、えらいことになっている人を見かけたことがあります…。
まぶただけ、真っ赤→真っ黒。
まるでパンダのようでした。
パンダに生まれ変わりたい人はめったにいないと思うので
バッチリとした紫外線対策していきましょう。
日焼け止めの成分は2種類!
日焼け止めの成分ですが、2種類に分けられることをご存知でしょうか?
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「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」です。
紫外線吸収剤とは
・オクチルトリアゾン
・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
・パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル
名前が長すぎて早口言葉みたいですね・・・
これらは、人工的につくられた化学物質=ケミカルです。
性質は透明の油質性で均一によく伸びます。
さらさらとした使い心地で、塗っても白浮きしにくいです。
紫外線吸収剤の一番のメリットは紫外線からの防御力の高さ。
日差しの強いアウトドアや海や山でのレジャーなどでは
こちらが向いていると言えるでしょう。
しかし、日焼け止めとしての効果は高いのですが
日光を浴びると分解してしまうため、塗り直しが必須となります。
そして紫外線吸収剤は、紫外線をいったん吸収してから
熱などのエネルギーに変えて放出するため、この熱エネルギーに変化する際に
お肌の水分を蒸散させてしまい、乾燥が進行することになります。
また、繰り返し光を受けると分解される化学物質は
そのままお肌に残ると刺激となることが分かっています。
長時間つけたままにせず
日光を避けられるようになったら落とすようにすると、お肌への負担が減って良いですね。
その際、石鹸では落としにくいので、クレンジング剤で洗い残しのないようにしましょう。
紫外線散乱剤とは
・酸化チタン
・酸化亜鉛
主にこの2つです。
紫外線散乱剤のメリットは、紫外線吸収剤に比べ、熱を生み出して乾燥を引き起こしたり
分解されて刺激になったりということがないため、低刺激であることです。
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よって子供にも使用可能なものが多いです。
白色の粉状という特性から、入っている量が多いと白くなってしまうため
必然的に量は少なくなる=紫外線防止効果は低くなり、街中での日常使いに適しています。
また汗で流れたり、こすって落ちてしまったりということがなければ、塗り直し不要です。
伸びにくいですが、かんたんに落とせるものが多いです。
しかし酸化亜鉛は、純度によりたびたび金属アレルギーを引き起こすことがあるということです。
これまで亜鉛でアレルギー反応が出たことがある方は、ご注意下さい。
私がおすすめするアネッサ
やっぱりこれが最強ですね。金・銀のアネッサ。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤、どっちも入っていますが
改良が重ねられて石鹸でも落とせるようになっています。
お値段は張りますが、両方のいいところどりな商品で効果てきめんですのでおすすめです。
まとめ
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤。
いずれかを使わないわけには、紫外線を防げないのですが
いずれかが良いとは言えない、ということがお分かりいただけたと思います。
かなり短くまとめると、
紫外線吸収剤
→水分に強く高い紫外線防止効果を見込めるが刺激ありで落とす手間がかかる
紫外線散乱剤
→低刺激だが紫外線防止効果も低い
ということになります。
私自身の経験談ですが、成分がやさしいということですすめられ
千円以下でたっぷり入ったジェルタイプを使って
子供との公園遊びにせっせと出かけていました。
毎日使うものだし、安いものがいいと思って。
ですが…。4~5月の9時台でさえ、屋外の紫外線は強烈だったようです。
うっすらと日焼けしてしまいました。
安かろう悪かろうの商品ですのであまりオススメできません。
今まで浴びた紫外線によるシミが、45歳で一気に出てくると聞いて、おびえている私です。
実は、焼けやすさは体質によっても変化してしまうって知っていますか?
詳しくはこちらの記事で。
日焼け止めはシーンによって使い分けて、賢く、紫外線ダメージからお肌を守りましょう!
(ともみ)
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